祭典の日が幕を明けた。いよいよダービーデーが始まった!
朝8時の開門時刻を迎えると、徹夜組を含む多くのファンがお目当ての場所に向かって疾走。無事に“ダービーポジション”を確保した人たちに話を聞いた。
ゴール板の真ん前をキープした50代の男性は、「このあたりだといいなと思っていた場所のひとつ」と満足そう。オークスの日の午後8時ごろに西門に場所をキープしたが、開門直前の時点で40人ほどが前にいたという。並んだ理由については「写真を撮りたいので」。迫力あるゴールシーンを収められそうだ。
ウイナーズサークル付近に陣取ったグループは、1週間以上前から正門前に交代で並んで場所取り。競馬場で知り合った20~30代の10人組で、それぞれが猛烈な「推し騎手」がいるという。そんなグループだからこそ、この場所を選んだ理由は「昼休みのダービー騎乗ジョッキー紹介を間近で見たいから」。青森や関西方面から駆けつけたメンバーもいるとのことだ。
スタンド方面ではなく、パドックに向かったファンもいる。最前列を確保したグループの1人は、府中市在住の40代女性。ラチ沿いやスタンドではなく、あえて下見所で過ごすのは「一番近い場所で、より長い時間、馬を見られるから」。写真を撮ることよりも、自分の目に出走馬の姿を焼き付けることを優先する。
指定席を確保しているにもかかわらず、開門と同時に入場したファンもいる。千葉県在住、20代の男性ファン2人組は「ダービーデーの雰囲気を朝から感じたくて」。無事確保したレープロをめくりながら、フジビュースタンドで朝のひとときを過ごしていた。【奥岡幹浩】