競馬界で通訳・レースホースコーディネーターとして活躍し、日本馬初のBC競走制覇、日本馬初のBCクラシック制覇など歴史的な瞬間に立ち会ってきた安藤裕氏(46)から今週もコラムが届きました。
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こんにちは。先週の日本ダービーは、3歳牡馬最強馬決定戦にふさわしい素晴らしいレースだったと思います。
そして、ディー騎手と私にとっては初めての日本ダービー参戦でしたが、本当に貴重で素晴らしい時間を過ごさせていただきました。メイショウハチコウと関係者の皆様には、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。もし来年以降も日本ダービーに参加できたとしても、きっと今年と同じようにドキドキすると思います。それほどダービーというレースは特別な存在であるということを実感しました。
その特別な舞台を見事に制し、2冠を達成したロブチェンは本当に強かったの一言に尽きます。そして、現在調教師リーディング首位を走る杉山晴厩舎と松山騎手にとっても、今回が初の日本ダービー制覇となりました。このコンビはデアリングタクトで牝馬3冠を達成しているので、もしロブチェンが牡馬3冠を達成すれば、調教師、騎手ともに日本競馬史に新たな歴史を刻む快挙となります。
ここ数年、日本競馬では数多くの快挙が生まれており、日本競馬全体のレベルがさらに1段上がっているように感じます。私自身も海外での快挙達成の場には数多く帯同してきたので、この良い流れに乗り、3週間後に開催される英国のロイヤルアスコットでは杉山晴調教師とぜひ勝利という形で新たな歴史を作りたいと願っています。
最後に、ディー騎手は今週も東京競馬場で騎乗予定です。引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。【レースホースコーディネーター】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「安藤裕のハッピー(馬)ダイアリー」)
◆安藤裕(あんどう・ひろし)1979年(昭54)10月19日、東京都生まれ。98年に渡英し、ゴスデン厩舎で馬の基礎を学ぶ。その後は騎手として北米などで騎乗した。ケガで引退後はプロ野球の通訳を経て、11年に株式会社FELESを設立。調教情報の管理システムを取り扱うほか、外国人騎手の通訳や海外に遠征する日本馬のサポートなど幅広く活躍中。