【コラム】米3冠最終戦ベルモントSはケンタッキーダービー2着レネゲイドが人気を集めています

ケンタッキーダービー2着レネゲイド((C)COADY MEDIA)

米国3冠競走を締めくくるG1ベルモントSが6日(土曜)に行われます。

通常はベルモントパーク競馬場のダート2400メートルを舞台とするベルモントSですが、同競馬場が工事中のため、24年、25年に続き今年もニューヨーク郊外のサラトガ競馬場に舞台を替えて、距離も400メートル短い2000メートルで開催されます。

昨年はケンタッキーダービー馬のソヴリンティが3番手追走から差し切って貫禄を示しましたが、一昨年は2番手から早めに動いた伏兵ドーノックが直線内ぴったりに粘って優勝、ケンタッキーダービー馬ミスティックダンは8着に敗れています。

今年の出走は9頭。プリークネスS優勝のナポレオンソロ(父リアムズマップ)はここを回避しています。

ケンタッキーダービーを人気薄で差し切ったゴールデンテンポ(父カーリン)と、1番人気で2着したレネゲイド(父イントゥミスチーフ)はともに2冠目をスキップしての再戦です。

前売り人気はレネゲイドが集めて単勝3倍前後。追い込みを武器にするゴールデンテンポは小回り馬場への適性が危惧されてか3番人気にとどまって、ケンタッキーダービーでダノンバーボンをかわして4着したチーフワラビー(父コンスティチューション)が2頭に割って入る2番人気となっています。

レネゲイドのT・プレッチャー師は、ケンタッキーダービーの同日に行われた一般戦を好タイムで制し、デビューから3戦目で初勝利を飾った僚場パワーシフト(父ヴィノロッソ)も出走させて、上位独占を目論んでいます。

サラトガ競馬場の調教師リーディングに過去8度輝いているC・ブラウン調教師は攻めの3頭出し。レース中に落鉄してケンタッキーダービー(10着)で初黒星がついたエマージングマーケット(父キャンディライド)で巻き返しを狙っています。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)