春のマイル王を決める安田記念(G1、芝1600メートル、7日=東京)へ向け、3日、東西トレセンで最終追い切りが行われた。エプソムC2着のステレンボッシュ(牝5)を管理する宮田敬介調教師(45)が共同会見に臨んだ。
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-前走エプソムCを振り返って
私の厩舎で預からせていただいてから転厩2戦目ではあったんですけども、普段の動きだったりとか、馬の体調面を見ている感じから「そろそろ復活してくれるんじゃないかな」という印象でしたので、ちょっと勝てなかったのは残念だったんですけれども、いい走りができてうれしく思いました。
-前走からの調整は?
10日ほどノーザンファーム天栄さんに放牧させていただいて、レースの2週前、金曜日に帰厩しています。前走の体調の良さを引き続きキープできていますし、しっかり思惑通り調整できてますね。
-1週前追い切りの内容と評価を
先週は帰厩後1本目ということでしたので、あまり時計を決めつけすぎずに、キャンターを下ろした感じで、そのスタッフの感覚に任せて追い切りをしました。非常に時計以上に、なんだろうな…、こう鋭い動きというか…、逆になんだろうな、「こんなに時計出てないかな?」って思った中で、しっかり時計も出ていましたし、バランスを保った中でいい動きができていたんじゃないかなと思います。
-今日の最終追い切りはどのような指示で?
天気予報がこういった予報で、いろいろと昨日までもスタッフとも相談して、できるだけ早い時間に追い切ろうということで朝1番で追い切りをさせていただいました。幸いまだ雨の量も多くない中で追い切りもできましたし、少しちょっと馬場のいいところをまわらせていただいて、引き続きいい動きできたんじゃないかなと思っています。
-前走は久々の連対。その後の体調の変化は?
ひょっとすると、さらに良くなってるんじゃないかなというくらい、この中間は体の張りであったり、毛づやも上向いている印象もありますし…、先週木曜日に追い切りをした後、金曜日の馬体重の測定、馬体のチェックもしたんですけれど、「この感じだったらさらに踏み込んでいけるんじゃないかな」っていうような状態に感じましたので、前走以上と言ってもいいんじゃないかな、と思いますね。
-東京芝1600メートルの舞台適性については?
ひょっとすると、マイル戦は忙しいかなって印象もあるにはあるんですけれども、それでも前走の走りを見ていると、東京のマイルであればしっかり対応してくれると思っています。
-力のいる馬場については?
トビのきれいな馬なのでできればいい馬場で走らせてあげたいなという思いもあるんですけれども、今、私も天気予報チェックして、今のところ土日くもりマークに変わってたんで、なんとか少しでも回復してレースを迎えられればなと思います。
-2年ぶりのG1勝利、期待しているファンも多い
私が国枝先生から引き継がせていただいて、国枝先生の元で働いていたスタッフさん、あと我々のスタッフもともに力を合わせてやってるというか、また復活させたいという思いでやってますので、なんとかここでいい結果を出してファンの皆さんにも喜んでいただきたいと思います。応援よろしくお願いします。
-預託が決まったときに国枝元調教師から何か言葉は?
現役の桜花賞馬を預からせていただくということで、すぐにあいさつに行きましたけども、先生は「まだまだやれるぞ」というふうにおっしゃっていましたし、去年のエリザベス女王杯が大きな不利があったなかでの着順だったので、そのあたりは「運もなかったな」というお話も聞いていました。実際まだまだ終わってないという印象もありましたし、前走を終えて次の日にも連絡をくださって、「惜しかったな」と、常に気に掛けていただいているのを感じていますので、早く勝っていい報告ができればうれしいですね。
-レーン騎手とは?
先週土曜日に競馬場でいろいろと相談させていただきました。すでにこの馬のレース映像をご覧になっているようでしたし、そのなかで、こういったことはどうなのかなというのもあったんですけど。今日、追い切り乗ることができればというのもあったが、こちらの取り組みや体調の良さを伝えて、「それであれば基本的には厩舎に任せるよ」と、そういう話をしました。
-成績が上向いてきたのは?
何度かお話しさせていただいたことではあるんですけども、ちょっとエピファネイア産駒の牝馬は競馬の回数を重ねるにつれて、気持ちが先行しがちで、結果的に体を硬くしてしまって、走りの効率が悪くなってしまっているなというイメージ…、実際に預けていただいて、そういった印象を抱きました。余計な力みをとるところを主眼において、スタッフとともに調教を組み立てましたし、実際、力の抜きどころ、入れどころが馬自身、いい意味でメリハリがついてきたことで、キャンターだけではなく、普段の常歩の質も上がっているなと感じています。
-牝馬は立て直すのが難しいと言われるが
牝馬はより繊細というか、競馬を重ねるにつれて、競馬に向けて必要以上に構えすぎてしまう。それが普段の調教の中で必要以上の力みであったり…、結果的に馬自身の体が硬くなってしまう、メンタルを起因としてなってしまうと思っていますので、まずはそこをときほぐすというか、体も心もほぐすイメージを常々持って接しています。
-メンコを外すことを検討している?
レーン騎手と相談して、先週土曜日に現状の報告というか、体調面、取り組みを説明した段階では、レーン騎手は、いい流れであればそのままでいいかな、と。このあとの雰囲気次第ではいろいろ対応しようかと思ってますし、考えていきたいです。