【英ダービー】1番人気ベンヴェヌートチェッリーニは10位入線も出走取消 日本なら?

<英ダービー>◇6日=エプソム(英国)◇G1◇芝2410メートル◇3歳牡牝◇出走13頭(14頭が完走もベンヴェヌートチェッリーニがレース後に出走取り消し)

10位に入線した1番人気ベンヴェヌートチェッリーニ(牡、A・オブライエン)は、左後肢がゲートに引っかかった状態でスタートが切られ「スタートが公正ではなかった」「勝つ可能性に影響を及ぼした」として、裁決委員が同馬を「ノンランナー(出走取り消し)」にする発表をレース後に行った。

日本の競馬ではゴール後に出走取り消しとなるケースはほぼないとみられる。JRAのHPでは「正しい発走等」として「発走は発馬機を使用して行っており、前扉の開閉がその合図となります。正しい発走の後、ゴールに到達しない馬は競走中止となります。

発走委員が『正しい発走でない』と認めたとき(発馬機の誤作動、フライング発走、外的要因による支障等)は発走のやり直しを行いますが、それ以外の場合は、発走のやり直しは行いません。

なお、発走委員が必要と認めた馬は外枠から発走させることがあります。また、落鉄した場合は再装着を行いますが、馬の興奮等により再装着が不可能な場合は蹄鉄をつけないで出走させますので、あらかじめご承知おきください。」とある。

JRAの場合はスタートのやり直し(カンパイ)となる。JRAでのカンパイは、1997年12月20日以来発生していない。

 

英国ダービーは日本国内での馬券発売はなかったが、JRAの公式HPではイギリス競馬のルールを掲載している。発走のやり直しなどの部分を抜粋すると「(1)発馬機の誤作動、(2)フライング発走、(3)発走させるためではなく安全上の理由によりゲートを開いた場合など、発走委員が「真正な発走でない」と認めたときは、発走のやり直しを行います。

また、イギリスでは、(1)発走合図時に発馬機の誤作動により発走が妨げられた、(2)発走合図時に騎手が騎乗していなかった場合、(3)馬が発走時に不正な優位性を得た場合などに、裁決委員の判断により当該馬のみを“ノンランナー”(=競走に参加していないものとみなす馬)とし、レース自体はそのまま継続し成立させることがあります。この場合、JRAの発売においても、当該馬に係る馬券は返還となります」とある。