11日の調教終了後に函館競馬場施設整備課の安藤恒平馬場担当課長の案内で、芝コースを歩かせてもらいました。靴がすっと芝に沈み込んで、歩くと少し靴にまとまわりつくような感じもありますが、クッションはフワフワ。天気も良かったし、ビールを一気に飲み干して昼寝したい気分に襲われました(当然、周囲には悟られてません)。
さて、本題。昨年の函館芝コースはレコード連発の馬場でした。函館スプリントSの1分6秒6、函館記念の1分57秒6など、2歳の1000メートル、1200メートル、1800メートル、3歳上の1200メートル、1800メートル、2000メートルのレコードは昨年マークされたものです。
安藤氏によると「昨年は6、7月の気温が高く、なるべく自然な状態のままということでレース前日に散水することもなかったので、レース当日に乾燥状態になりやすかった、というのはあります。それでもクッション値は7~8(他場と比べだいぶ軟らかい)で安定していたので、ジョッキーからは総じて『時計は速いけどクッションの利いたいい馬場』という評価でした」とのこと。
今年に関しては「芝の張り替え後、天候に恵まれ、3月の雪解けからは高い気温で推移して芝の生育は良好。今年も同じように時計が速い可能性はあるかもしれません」と言います。
今週は雨が降った月曜、翌火曜あたりは非常に寒かったですが、週中になってだんだんと気温は上昇。日曜には気温が24度に届く予報もあります。昨年あれだけレコードが更新されているので、今年さらにレコード連発とはならないと思いますが、同じレベルの速い時計を想定した方がよさそう。洋芝はパワー型と思い込まずに予想した方がいいかもしれません。【高木一成】