<さきたま杯>◇24日=浦和◇Jpn1◇ダート1400メートル◇3歳上◇出走12頭◇1着賞金8000万円
2番人気のJRAロードフォンス(牡6、安田翔)が直線の争いから抜け出し、初のJpn1タイトルを手にした。時計は1分25秒3(稍重)。単勝1・8倍の支持を集めたウィルソンテソーロは追い上げ及ばず2着に敗れた。
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大歓声に迎えられたゴールの瞬間、横山和生騎手(33)の右手が大きく上がった。3年前の春、初めてコンビを組んで1勝クラス勝利へ導いた馬。昨年からの近8戦はすべて手綱を取ってきた。「思い入れの詰まった馬ですし、こうしてG1、さきたま杯を勝てたのが本当にうれしくて、うれしいです」。ビッグタイトルをつかんだ喜びに、大きく声が弾んだ。
2番枠でスタートを決めると、道中は前2頭からやや離れた3番手。4角までに射程圏に入れ、直線は鞍上の右ステッキに応えて堂々と抜け出した。道中は「ちょっと右に張ってて乗りづらいなと…」と苦笑いで振り返ったが、「蒸し暑くなってきた中、素晴らしい状態で持ってきてくれたスタッフと馬に感謝ですね」と会心の勝利を喜んだ。
安田翔伍調教師(43)は第一声、「助手時代に携わった馬(ロードカナロア)の産駒で勝てて、ゴール板に入ったとき涙が出ました」。暑さ対策をして臨んだという大一番で最高の結果が出た。今後については「左回りでのいいパフォーマンスを考えると武蔵野Sも魅力ですが、斤量が…。海外、ブリーダーズカップも選択肢の1つかもしれない。まずは回復の程度を見てですね」。6歳後半も可能性は大きく広がっている。【渡辺嘉朗】
◆ロードフォンス ▽父 ロードカナロア▽母 オーシュペール(ダイワメジャー)▽牡6▽馬主 (株)ロードホースクラブ▽調教師 安田翔伍(栗東)▽生産者 ケイアイファーム(北海道新ひだか町)▽戦績 22戦8勝(うち地方5戦2勝)▽総獲得賞金 2億9257万2000円(うち地方1億3850万円▽主な勝ち鞍 25年かきつばた記念(Jpn3)、26年根岸S(G3)▽馬名の由来 冠名+泉(ラテン語)