ブラジル出身ゴンサルベス騎手、日本-ブラジル戦にスタンバイ「小林美駒騎手のお兄ちゃんと…」

ゴンサルベス騎手(2026年撮影)

サッカー北中米ワールドカップ(W杯)は、いよいよ決勝トーナメントに突入。日本-ブラジルのキックオフ(日本時間30日午前2時)が近づいている。

28日に短期免許交付期間を終えたフランシスコ・ゴンサルベス騎手(36)は、ブラジル出身とあって大のサッカー好き。トレセンでの調教は、日本代表の青いレプリカユニホーム姿で騎乗していた。

今回のW杯も、ネット配信のライブ中継やハイライト映像で楽しんでいるそう。1次リーグが行われていた1週間ほど前には、「ブラジルはあまり調子が良くない。日本は強いから、決勝トーナメントで当たりたくないですね」と話していた。リップサービスとも受け取れたが、実は本心だったようだ。母国と日本との対戦が決まり、あらためてこう語る。

「親善試合で日本はブラジルに勝っている。この経験は大きい。いい試合になると思います。日本ではなく、オランダとやりたかった。複雑な気持ちです。両チームのことを応援しているので」

JRAでの騎乗期間を終えたジョッキーは、つかの間のリラックスタイムに入る。まずは午前2時からの大一番にスタンバイ。

「通訳さん、小林美駒騎手のお兄ちゃんと、3人で見ます。美駒騎手のお兄ちゃんは、新潟でバレットをしてくれました。この前の日本-スウェーデンも、この3人で一緒に観戦しました」

JRA短期免許期間を終えても、日本で築いた交流はまだ続く。8月からは、船橋を拠点に南関東で短期免許を取得するプランも進めている。人なつっこい笑みを浮かべながら、ゴンちゃんはキックオフを待つ。

「どっちかといえば、やっぱりブラジルに勝ってほしいけれど、日本が突破することになったら、日本を全力で応援します」

青も黄色も、どっちも頑張れ!【奥岡幹浩】