G1・4勝のマイル王、ジャンタルマンタル(牡5、高野)の電撃引退が決まった。30日、高野師が発表した。今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りする予定。
高野師は「ジャンタルマンタル号にはおつかれさまでした、ありがとうございます、とお伝えしたいです。オーナーの皆さま、社台ファームの皆さま、鮫島克駿騎手、川田将雅騎手、ジャンタルマンタル号に関わっていただいたすべての方々、そして、担当の松井助手をはじめとする厩舎スタッフ一同には深く感謝申し上げます。無事にスタッドインすることができてホッとしています。マイルでの圧倒的競走能力はスピードの持続力が最大の源で、2歳王者になる早熟性から3年連続でG1を勝ち抜く成長力もあわせ持ち、必ずやいい子を出してくれると思います。数年後の子どもたちの活躍に期待したいですね」とコメントした。
同馬は父パレスマリス、母インディアマントゥアナという血統で社台ファームの生産馬、社台レースホースが所有する。23年にデビューから3戦無敗で朝日杯FSを制し、JRA賞最優秀2歳牡馬に輝いた。3歳時は共同通信杯2着、皐月賞3着から挑んだNHKマイルCを快勝。4歳時は安田記念、マイルCSを制し、牡馬が出走できるマイルG1を完全制覇する偉業を成し遂げた(JRA賞最優秀マイラーを受賞)。今年初戦となった香港のチャンピオンズマイル13着がラストランとなった。馬券圏外に敗れたのは香港遠征の2戦のみで、国内では常に安定した走りを見せた。通算成績は11戦6勝。