<優駿スプリント>◇6月30日=大井◇S2◇ダート1200メートル◇3歳◇出走16頭◇1着賞金2600万円◇1、2着馬にアフター5スター賞の優先出走権
1番人気ゼーロスが4馬身差の圧勝劇を演じ、昨秋ハイセイコー記念(S1)以来となる重賞2勝目を飾った。時計は1分11秒0(重)。笹川翼騎手(31)は昨年に続きこのレース2勝目、荒山勝徳調教師(57)は23、24年以来の3勝目となった。
初めて挑んだ1200メートル戦で、並みいる快速馬に決定的な差をつけた。外3番手に取りついて迎えた直線。馬なりのままエンジンをかけ、鞍上が軽く合図を送ると一気に抜け出した。際立つ勝ち時計はレース史上最速だ。笹川騎手は「本当に強かったですね。馬を信じて乗ったんですけど、それに応えてくれる走りでした」とあらためて実力を実感。「時計だけで言ったら交流でもやれるので、これから、そういう馬になっていくんじゃないかな」と近い将来を見据えた。荒山師も「内容と時計含めて想像以上。びっくりと、この先の期待感が高まってきました」。可能性を大きく広げ、3歳後半へと入っていく。【渡辺嘉朗】
◆ゼーロス ▽父 ダノンレジェンド▽母 サトノニーケ(マンハッタンカフェ)▽牡3▽馬主 (株)カナヤマホールディングス▽調教師 荒山勝徳(小林)▽生産者 千代田牧場(北海道新ひだか町)▽戦績 8戦4勝▽総獲得賞金 7540万円▽主な勝ち鞍 25年ハイセイコー記念(S1)▽馬名の由来 ギリシャ神話に登場する神