柴田善臣騎手が現状語る「自分の気持ちがどっちに転ぶか…」30日が60歳の誕生日

柴田善臣騎手(2026年撮影)

右肩の負傷で休養中のJRA最年長ジョッキー、柴田善臣騎手(59)が3日までに日刊スポーツの取材に応じ、現状を語った。

4月12日に福島で騎乗後、右肩に痛みを感じ、右の棘上筋断裂、肩甲下筋損傷と診断された。現在は週1回ペースでリハビリを進めている。

「先々週に打った注射が効いて、少し楽になりました。前は歩く時に手を振るだけでも痛くて、夜中に痛みで起きたこともあったけど、今は歯磨きも右手でできるようになりました。トレーニングはまだできないけど、リハビリで可動域が狭まらないように動かしてもらっています。下半身についても衰えないように散歩したり、スクワットをしたりしています」

休養当初に手術ではなく保存治療を選択した。

「前に左を痛めた時は手術をして9カ月かかったからね。今回手術したら1年以上かかるだろうから、復帰のことを考えるともう歳も歳だからね。今は正直、復帰できればいいなと思うくらいの感じ。自分の気持ちがどっちに転ぶか分からない状況ではありますよ。でも、自分のために頑張ってくれる先生や周りの方の思いにも応えたいからね。日々、自分の体と相談しながらやっています」

リハビリ以外の日は愛犬との散歩、普段は仕事で時間の取れない土日に友人との食事を楽しんだりしている。

「競馬に関しては大きなトピックスがないかニュースはチェックしているけど、レース自体はあんまり見てないですね。やっぱり見ると焦りが出て、体を動かしたくなる。前にけがをしていた時なんか、レースを見てうずうずして腕立て伏せをしたら、余計に状態が悪くなったこともあった。だから今回は見ないようにしてますよ」

今月30日で60歳の節目を迎える。

「もう僕のことなんかみんな忘れてるでしょ(笑い)。まあ自分の体のことを一番知っているのは自分だからね。焦らずやっていきたいと思います」と締めた。