マルターズアポジー産駒JRA初V オリジナルアポジーが父ほうふつとさせる逃げ切り/福島3R

福島3R、3歳未勝利戦を制したオリジナルアポジーと武藤雅騎手(左)(撮影・丹羽敏通)

<福島3R>◇4日◇3歳未勝利◇ダート1700メートル◇出走15頭

父が輝いた福島の地で待望の産駒初勝利をつかんだ。マルターズアポジー産駒のオリジナルアポジー(牡、水野)が逃げ切り、待望の同産駒JRA初勝利を飾った。タイミング良くゲートを出ると、父をほうふつとさせる逃げの手を打ち、ラストもしぶとく踏ん張り通した。15頭中14番人気で、単勝は2万5090円もの配当が付いた。

父は現役時代16年福島記念を制し重賞初制覇。その後も17年小倉大賞典、同年関屋記念を制し20年に現役を引退し種牡馬入りした。産駒のJRA登録はこれまでわずか4頭。現役馬はオリジナルアポジー、アツキヤマト(牡5、手塚徳)の2頭のみ。

勝利に導いた武藤騎手は「ゲート(の駐立)が悪くて出遅れると思ったけど、いいタイミングで出てくれて血統的にもアポジー産駒なのでハナに行きました。自分の形でうまく運べて最後までしぶとく頑張ってくれました」とねぎらった。

管理する水野師は母マルターズオリジンも育て上げ、3勝に導いた。「アポジーのようにハナに行って良かったですね。オリジンもうちにいたし、ゆかりの血統で勝てて良かったです」と喜んだ。