現在地は函館です。アロヒアリイ(牡4、田中博)は今週、福島の七夕賞、函館の巴賞(日曜メイン)、五稜郭S(土曜メイン、3勝クラス)の3つの競走に登録を行っていますが、五稜郭Sを目標に調整しています。
レーティング119ポンド。昨年のギヨームドルナノ賞でアロヒアリイが獲得したレーティングです。昨年の世界ランキングは53位タイという数字でした。昨年の8月16日にドーヴィル競馬場で行われたG2ギヨームドルナノ賞。秋の飛躍が期待される仏ダービー好走組が出走するレースで、昨年も仏ダービー2着クアリフィカーが出走しましたが、アロヒアリイはハナを奪うと、直線はライバルに影を踏ませぬ圧逃劇を演じました。フランスの競馬関係者、ファンを驚かせる勝ちっぷりでした。
昨日、今日と函館競馬場でアロヒアリイの調整を見守る田中博師と、「クアリフィカー、いい競馬しましたね」「カランダガン相手にあれだけ走るのだから、やっぱり強い馬ですよね」。そんな会話をしました。先週日曜のサンクルー大賞でクアリフィカーはジャパンCも制した最強馬カランダガンの首差2着に好走。昨年のアロヒアリイのギヨームドルナノ賞はあらためて、素晴らしいレースだったなあと思わせてくれました。
ギヨームドルナノ賞を勝った後、凱旋門賞で16着に敗れ、今年初戦だった前走サウジアラビアのG1ネオムターフCは7着。師は「前走は特に左右のバランスが悪くて心配していたのですが、その心配したものが出た内容でした。直線までジョッキーも手応えはあったのですが、外に力が逃げて、前に行かずにゴールしてしまいました」と振り返ります。「今は少しずつ改善されてきています」。慎重な口ぶりですが、言葉の端々からはアロヒアリイへの期待感が伝わってきます。
七夕賞のハンデは57キロの発表で除外対象。巴賞も除外対象。自己条件の3勝クラス(五稜郭S)から再起を図るアロヒアリイ。厩舎所属の舟山騎手に手綱を託し、ここから重賞戦線、G1戦線に向かっていくために、結果が欲しい一戦です。【木南友輔】