キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、25日=アスコット)の第2回登録と追加登録が20日に締め切られた。現時点で10頭が名前を残している。
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現地英国の競馬メディア「レーシングポスト」電子版は、1番人気逆転の可能性を示唆する記事を掲載した。昨年覇者カランダガンが前売りの1番人気となっているが、この日の登録でエイダン・オブライエン厩舎の3歳馬ベンヴェヌートチェッリーニが名前を残し、参戦の可能性が高まってきたため。
レーシングポスト紙の記事によると、エイダン・オブライエン調教師はベンヴェヌートチェッリーニについて、「ベンヴェヌート・チェッリーニの状態には満足しています。アイリッシュダービー以降、すべて順調に来ており、当時よりも成長していると感じています。以前から、このレースは彼に合っていると考えていました。彼は速い馬場を好みますし、カラ競馬場では距離もこなしました。非常に能力の高い牡馬だと思っています。とはいえ、3歳馬にとっては厳しいレースです。もし出走すれば、彼について多くのことが分かるでしょう」とコメントしている。
過去10年で3歳馬は17年エネイブルと21年アダイヤーが勝利。古馬牡馬が61キロ、古馬牝馬が60キロの負担重量を背負うのに対し、3歳牡馬は56キロ、3歳牝馬は55キロで出走できる。
大手ブックメーカー「コーラル」が提示している単勝前売りオッズは20日時点で、カランダガンが2・75倍の1番人気。ベンヴェヌートチェッリーニが3・5倍、マスカレードボールが4・5倍で続いている。レーシングポスト紙の記事はコーラル社の広報のコメントを紹介。広報のデヴィッド・スティーヴンス氏は「カランダガンは昨年のキングジョージでの勝利を再現する最有力候補であり続けていますが、その座はベンヴェヌートチェッリーニによって確実に脅かされています。このレースに向けて、同馬への注目度は急上昇しています。今月のエクリプスS(3歳と古馬がぶつかる中距離G1)を(仏ダービー馬)コンスティテューションリバーが勝ったのに続き、このアイリッシュダービー馬がクラシック世代の強さを再び見せつけるだろうと、多くのファンが期待を寄せているのです」と分析している。