【地方】リコースパロー逃げ切りで南関初タイトル「仕事ができてホッ」矢野騎手/サンタアニタT

サンタアニタTを制したリコースパローと矢野貴之騎手

<サンタアニタトロフィー>◇22日=大井◇S3◇ダート1600メートル◇3歳上◇出走15頭◇1着賞金1500万円◇1着馬に日本テレビ盃、オーバルスプリントの優先出走権

2番人気リコースパロー(牡4)が逃げ切り、門別時代以来となる重賞3勝目を飾った。時計は1分38秒5(良)。このレースは矢野貴之騎手(41)が22年以来2勝目、荒山勝徳調教師(57)は21年以来4勝目となった。

7番枠のスタートから自然と逃げの手。直線で1番人気ソニックスターが懸命に追ってきたが、その差をなかなか詰めさせない。最後は2馬身のリードでゴールを駆け抜けた。これが初コンビの矢野騎手は「仕事ができてホッとしています。いいリズムを刻めたので、なんとか頑張ってくれるなと思いました」と安堵(あんど)の表情。昨年ブランクを経験した同馬の快走に「しっかり結果を出せたのは陣営の努力。また大きいところで、楽しみな存在だと思います」と期待を寄せた。荒山師は「この馬はテンションが課題なので」で話しつつ、「時計も優秀で、今後が楽しみになるレースを見せてくれました」。4歳世代の実力馬が今後も注目を集める。【渡辺嘉朗】

■リコースパロー ▽父 シニスターミニスター▽母 リコーデリンジャー(スウェプトオーヴァーボード)▽牡4▽馬主 土橋正雄▽調教師 荒山勝徳(小林)▽生産者 リコーファーム(北海道日高町)▽戦績 12戦7勝▽総獲得賞金 6290万円▽主な勝ち鞍 24年ブリーダーズゴールドジュニアC(H2)、サンライズC(H1)▽馬名の由来 冠名+アメリカの空対空ミサイル名

●勝負服

〈ソニックスター=2着〉笹川騎手 ペースが落ち着いたのでね。勝ち馬も力はありますし、2馬身まで迫っているので、いい競馬はしてくれている。ただA2で56・5のハンデは見込まれましたね。

〈ハデスキーパー=3着〉達城騎手 スタートがワンテンポ遅いのが課題ですけど、スローだったので、周りが早仕掛けでまくっていくから内が空くだろうなと。作戦成功ですね。

〈サヨノネイチヤ=4着〉西啓騎手 ペースも遅くて不完全燃焼の競馬。結果的に枠もあだになって、展開も全部が後手後手な感じになった。具合はいいですし、復活を感じさせる走りだったとは思う。

〈イーグルノワール=5着〉篠谷騎手 休み明けにしては頑張ってくれました。復活の兆しが見えたし、距離もこのぐらいがいいと思います。