<キングジョージ6世&クイーンエリザベスS>◇25日=アスコット(英国)◇G1◇芝2390メートル◇3歳上◇出走9頭◇1着賞金113万4200ポンド(約2億5200万円)
日本から参戦したマスカレードボール(牡4、手塚久)、ヴェルテンベルク(牡6、宮本)は欧州の厚い壁に阻まれた。
アスコット競馬場が発表したラップタイムによると、オブライエン厩舎のペースメーカーだったアクションは最初の1ハロン(200メートル)を14秒06で入り、下り坂を11秒21、11秒70と軽快に逃げた。上り坂が始まった後もハロン13秒台に落とすことはなく、12秒台を連続し、1000メートル通過が62秒15、1600メートル通過が1分38秒61という逃げだった。
レースの上がり3ハロンは36秒62。残り600メートルから400メートルの区間でカランダガンがメンバー最速のハロン11秒70の脚を使ったが、残り400メートルからの2ハロンは勝ったカルパナがメンバー最速の11秒93、12秒45の脚を使い、後続を寄せ付けなかった。
各馬の上がり3ハロン(ゴールまでの600メートル)のタイムは勝ったカルパナが36秒40でメンバー最速。2着カランダガンがこれに次ぐ36秒46。7着に敗れたマスカレードボールは37秒98。最後は流した9着ヴェルテンベルクの数字は63秒66となっている。
昨年の天皇賞・秋は上がり3ハロン32秒3の脚で抜け出し、ジャパンC(2着)は同33秒4の末脚でカランダガンと競り合ったマスカレードボール。パンパンの良馬場で行われた今年のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSだったが、日本馬にとっては未体験の消耗戦。昨秋ジャパンCのカランダガンは東京競馬場の高速馬場に対応したが、欧州のタフなコースの前にマスカレードボールは完敗だった。