馬ふん堆肥の無償提供を佐賀県全域へ拡大「安定的な生産と供給の見通し立った」佐賀競馬が発表

佐賀競馬場の馬ふん堆肥「パッカルくんのおとしもの」(佐賀県競馬組合提供)

佐賀競馬は27日、開始から1年が経過した馬ふん堆肥無償提供の提供先を佐賀県全域に拡大することを発表した。

「佐賀競馬場に在厩する700頭余りの競走馬から発生する馬ふんを堆肥化し、2025年7月に無償提供を始めてから1年が経過しました。これまで、競馬場近隣の県東部7市町(鳥栖市、基山町、みやき町、上峰町、吉野ケ里町、神埼市、佐賀市)の農家等を対象に提供を進めてきたところですが、馬ふん堆肥の安定的な生産と供給の見通しが立ってきたことから、無償提供2年目に入る今月から提供先を佐賀県全域に拡大いたします」としている。

佐賀競馬によると、1年間での提供先登録者は159名(個人・法人・団体含む)。主に土壌改良材として有益に活用されているという。「これまで同様に、事前登録の上、堆肥化施設へ運搬車両でお越しになられる県内農家を中心とした方々向けに搬出量の制限なく、毎週木曜日午後2時~4時30分に提供いたします。また、2026年1月から競馬開催日(毎週土曜日)に競馬場入場門において、おひとり様1袋で限定数配布している2・5キロ入り小袋『パッカルくんのおとしもの』もご好評をいただいており、こちらの無料配布も継続いたします」と伝えた。

佐賀競馬は「競馬場から生まれる貴重な地域資源を活用することで、地域社会への貢献とファンサービスに今後とも取り組んでまいります」と意気込みを語っている。