【グッドウッドC】注目の再戦はスカンジナビアが圧勝!トローラーマンは“カラ馬”の妨害に泣く

ジョン・ゴスデン調教師

<グッドウッドカップ>◇28日=グッドウッド(英国)◇G1◇芝3200メートル◇3歳上◇出走8頭

アスコットゴールドCの再戦で注目されたレースは、クールモアのスカンジナビア(牡4、A・オブライエン)がライバルのトローラーマンに8馬身半差をつけて、連覇を果たした。鞍上はライアン・ムーア騎手で勝ちタイムは3分23秒53。

スタート直後にアミロックのクラウチ騎手が落馬。最後の直線でトローラーマンとスカンジナビアが先頭で馬体を併せていたところに、カラ馬となったアミロックが寄ってきたため、トローラーマンのビュイック騎手が手綱を引いて減速する大きな不利があった。

スカンジナビアを管理するエイダン・オブライエン調教師は「(トローラーマンをマークする)私たちの予想どおりにレースは展開しました。少しドラマもありましたね。トローラーマンのスタートが少し遅れたり、放馬した馬がいたりしましたから。波乱の多いレースでした。それでも素晴らしいレースでした。グッドウッドは素晴らしいコースですし、見ていて見応えのある素晴らしい光景だったと思います」とコメント。スカンジナビアは3歳で制した昨年のこのレース、英セントレジャー、前走アスコットゴールドCに続くG1・4勝目となった。

カラ馬の妨害に泣いたトローラーマンのビュイック騎手は「(カラ馬の影響は)間違いなくありましたし、残念なことでした。勝った馬が見事な走りをしたのは認めますが、トローラーマンのような馬で長距離戦を戦うと、あの段階(勝負どころ)で不利を受けるのは決して好ましいことではありません。それでも、あの状況を考えれば素晴らしい走りを見せてくれました」と悔やんだ。

トローラーマンを管理するジョン・ゴスデン調教師も「良いリズムに乗れていましたし、ライアン(ムーア騎手)がスカンジナビアを動かし始めたのにも気づいていました。その時点でこちらはリードしていました。そこに、放馬した馬が寄ってきてしまいました。一度ブレーキをかけてリズムを崩してしまうと、どんなレースでも終わりです。ましてや、あの距離でリズムを作っている最中ならなおさらです。それが人生であり、競馬というものです。平地競走よりは障害競走でよくあることですがね」と振り返った。