武豊騎手「JRAは渋かったみたい」 初老ジャパン戸本一真選手の報奨金事情をほのめかす

トークショーに出演した武豊騎手(中央)とパリ五輪銅メダルの戸本一真(右)、左は福原直英アナ

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで7月31日、武豊騎手(57)がトークショーに出演した。パリ五輪総合馬術銅メダリストの戸本一真(43)と、「馬を知り尽くした二人のスペシャルトーク」をテーマに語り合った。

この日から3日間にわたって行われる馬術競技大会「ノーザンマスターズ・ホースショー」のなかで実施されたトークショー。大会のメイン競技である大障害飛越は、国内最高額となる優勝賞金1000万円が用意されている。

トークショーの司会を務めたフリーアナウンサーの福原直英さんによると、事前打ち合わせの際に武豊騎手が「オリンピックは賞金が出るの?」と質問。戸本選手は「賞金がないんですよね」と答えた。

場合によっては、所属先から報奨金が出ることもある。戸本選手は日本中央競馬会の職員だが、武豊騎手は「JRAは渋かったみたい」と、ユーモアあふれる表現でほのめかした。

「初老ジャパン」の愛称も話題になった総合馬術団体日本代表は、パリ五輪で銅メダルを獲得。馬術では92年ぶり、総合馬術としては初の快挙を果たした。

戸本選手は「日本馬術界悲願のメダル。あと1歩届かないことが続いていたのですが、やっとパリで獲得できました」とあらためてかみしめた。武豊騎手は「もちろん応援させていただきましたし、すごくうれしかった」と目を細めた。【奥岡幹浩】