3日、チャーチルダウンズ社およびニューヨーク競馬協会(NYRA)が2027年から新たに「サラブレッド・チャンピオンシップ・シリーズ」を創設することを発表した。
全6戦からなる新シリーズには、米3冠競走の第2戦、プリークネスSが含まれておらず、「米国を代表する3歳サラブレッドによる、シーズンを通じた年間チャンピオン決定戦」とうたっている。
これを受け、アメリカの名伯楽ボブ・バファート師(73)が自身のXを更新し、思いを明かしている。
バファート師は「競馬を盛り上げ、このスポーツへの関心を高めるためのあらゆる新しいアイデアを私は支持します。ですから、チャーチル・ダウンズとNYRA(ニューヨーク競馬協会)が立ち上げた『サラブレッド・シリーズ』を歓迎しますし、この新シリーズへの参戦も楽しみにしています」と前向きに捉えた。
その一方で「しかし、競馬における最大の偉業といえば、やはり『3冠』(ケンタッキーダービー、プリークネスステークス、ベルモントステークス)の制覇であることに変わりはありません。3冠競走は150年以上にわたってこのスポーツを支えてきましたし、私たちがその価値を認め、大切に守り続けていけば、今後さらに150年、あるいはそれ以上にわたってその役割を果たし続けることでしょう」と歴史を積み上げてきた3冠競走の格式、重要性を改めて強調した。
続けて「プリークネスステークスは、競馬の歴史、現在、そして未来において不可欠な存在です。その重要性が損なわれるような事態は決してあってほしくありません。もし条件に合う馬がいれば、私は今後も同シリーズへの参戦に加え、毎年5月にはボルチモア(プリークネスステークス)へ遠征し、レースに挑み続けるつもりです」と米クラシック2冠目となるプリークネスSの存在意義と重要性を改めて説いた。
バファート師はこれまでアメリカンファラオ、ジャスティファイの2頭を米3冠制覇に導いている。