カナダを拠点に活躍するラファエル・ヘルナンデス騎手(41)がワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)でJRAに初参戦する。プエルトリコ出身でイリノイ州(米国)で活躍後、現在はカナダのウッドバイン競馬場が拠点にしている。
同国のダービーとされるキングズプレート(旧クイーンズプレート)を3度制している名手は「貴重な機会をいただき、本当にありがとうございます。私のキャリアを支え、このようなチャンスをくださった方々に心から感謝しています。2日間とも100%の力を出し切って全力で挑みます。素晴らしい舞台で騎乗するのが今から待ちきれません」と意気込みを語っている。
カナダで活躍する日本出身の福元大輔騎手、木村和士騎手(現在は米西海岸を拠点)とも一緒に騎乗しているヘルナンデス騎手。日本人騎手で唯一、カナダ版ダービーのキングズプレートを制している福元大輔騎手(28)も彼の日本での騎乗に注目している。「僕は15年にカナダへ行って、初めて競馬場に行ってクイーンズプレートを見たときにラファエルがシャーマンズゴーストで勝つのを見ました。あのレースを見て、ウッドバインで頑張ろう、このクイーンズプレートというレースを勝ちたいと思いました。ラファエルは10年以上ウッドバインで乗っていて、常に上位の成績を残しているジョッキー。彼が勝った20年のEPテイラーSは僕が2着で(G1制覇を逃し)悔しい思いもしました。一緒にトレーニングをしたり、ホームパーティーに誘ってもらったり、競馬でもプライベートでもお世話になっています」。
日本人騎手とも交流があり、あこがれてきたJRAの舞台。ワールドオールスタージョッキーズは全4戦だが、ヘルナンデス騎手は「ワールドオールスタージョッキーズの他にも乗れるなら乗りたいです!」とエキストラ騎乗の依頼を待っている。