スポーツ新聞の記事は種目、ジャンルを問わず、悩みを抱えています。外国語名のカタカナ表記に…。通信社の表記に合わせたり、その競技の主催者、団体の表記に合わせたり、お役所や事務所の表記に合わせたり…。
スポーツ選手の名前、さまざまな海外の固有名詞の名前が、「あれ、以前とは読み方が変わってる」なんていうことも当然あります。
日刊スポーツの中央競馬に関する記事のカタカナ表記は基本的にJRA、JRA-VANにならっています。今週末にフランスで行われるジャックルマロワ賞。断然人気が予想される英国の無敗馬ボウエコーの鞍上は「ビリーザキッド」の愛称を持つ20歳のBilly Loughnane騎手です。
今日(11日)現在、JRA-VANのホームページでは「ロックネイン」。ただ、先日、JRAはホームページで「ロクナン」という表記を出してきました。最終的にはロクナンに合わせるのだと思います。
英語の発音もリスニングも自信はありませんが、彼が彗星のごとく登場したときは、個人的には「ラフナン」とか「ラウナン」とか、呼ばれてるような気もしましたし、先日、海外通の若手騎手と話していたとき、その騎手は「ロウナン」と発音したようにも聞こえました。難しい。
古くはオリビエ・ペリエ騎手が「ペスリエ」と表記された時代もありました。一昨年の凱旋門賞は直前までJRA-VANで「ソシエ」表記だった馬が「ソジー」に変わりました。今回のジャックルマロワ賞は回避することになりましたが、今年の愛2000ギニー覇者も先日まで「グスタード」だったのが「グシュタード」に変更されました。
「Billy Loughnane騎手」。これからの欧州競馬の主役になる可能性がある20歳。その名前に注目です。【競馬デスク@築地】