2番人気ベアバッキューンが気迫の逃げ切り勝ち/スパーキングサマーC

日刊スポーツ賞スパーキングサマーCを制したベアバッキューンと野畑凌騎手

<日刊スポーツ賞スパーキングサマーカップ>◇19日=川崎◇S2◇ダート1600メートル◇3歳上◇出走12頭◇1着賞金2100万円◇1、2着馬にオーバルスプリント、日本テレビ盃の優先出走権

2番人気ベアバッキューンが2馬身差で逃げ切り、重賞4勝目を挙げた。勝ちタイムは1分40秒7。野畑凌騎手(21)、鈴木義久調教師(50)ともにこのレースは初制覇となった。

気迫のスタートで自分の競馬に持ち込んだ。8番枠からダッシュを効かせてハナを奪うと、すかさず内に切れ込んだ。外に切り返したポリゴンウェイヴに競られたが、向正面までに振り切ると「折り合いに専念しました」と鞍上。そのまま最後まで後続を寄せ付けなかった。あらためて逃げた時の強さを見せつけ「最高に気持ち良かったです」と笑顔が絶えなかった。

見届けた師は「正直だめかなという感じもありました。テンの入りが速かったので。かしわ記念を使ったからか持久力もついてきていると思う」と厳しい流れにも対応できたことを評価した。次走は「ちょっとゆったりしたペースになるかな」と9月30日船橋の日本テレビ盃(Jpn2、1800メートル)を予定。2度の骨折から立ち直った大器が復活を宣言した。【牛山基康】

 

◆馬歴

ベアバッキューン▽父 モズアスコット▽母 ゴールドマッシモ(ネオユニヴァース)▽牡4▽馬主 熊木浩▽調教師 鈴木義久(川崎)▽生産者 守矢牧場(北海道新冠町)▽戦績 12戦8勝▽総獲得賞金 8880万円▽主な勝ち鞍 24年若武者賞(S3)、鎌倉記念(S2)、25年若潮スプリント(S3)▽馬名の由来 冠名+打つ音

 

●レース後コメント

〈サヨノネイチヤ=2着〉西啓騎手 展開はいいかなと思ったけど勝ち馬が強かったです。しまい伸びてイメージ通りの競馬。マイルも問題ないですね。

〈アランバローズ=3着〉笹川騎手 走り切ってくれたし立ち直っています。テンは以前ほど速くないですね。

〈ジョージテソーロ=4着〉本田正騎手 想定してた展開だけど、前が止まらなかったですね。小回りじゃない方がいいと思う。

〈バハルダール=5着〉鷹見騎手 直線の伸び脚が良かったです。この馬のいい持ち味。どこかでハマる競馬ができれば。