9月で引退する現役最高齢馬、17歳のマイネルバルビゾン(高知)のラストローテーションが決まった。9月2週目(12日か13日)にまず出走し、最終週(26日か27日)に引退レースを迎える。日刊スポーツの取材に、那俄性(ながせ)哲也調教師(65)が明かした。
通算282戦23勝。17歳を迎えても元気に走り続け、6月のレースでは3着、7月にも5着に入った。高知競馬は現在、走路改修などによる約1カ月の休催期間中で、9月に再開される。マイネルバルビゾンは高知の厩舎でこの夏を過ごしている。あと2走。那俄性調教師は「夏ばてすることもなく、順調に調教しています。このあとレースに向けてペースを上げてくことになります」と話した。
2011年9月に中央でデビューしたマイネルバルビゾンは、佐賀、大井、岩手、浦和を経て高知に移籍。岩手時代には地元重賞を制した実績を持つ。主な同期に、中央時代に同厩だったゴールドシップがいる。父アグネスデジタル、母マイネポリーヌという血統で、11歳下の半妹フェアエールングは25年小倉牝馬Sの勝ち馬。
引退後は、あしずりダディー牧場(高知県土佐清水市)で余生を過ごす。【奥岡幹浩】
◆マイネルバルビゾン ▽父アグネスデジタル▽母マイネポリーヌ(母の父スペシャルウィーク)▽牡17▽馬主 シグラップ・マネジメント▽調教師 那俄性哲也(高知)▽生産者 ビッグレッドファーム(北海道新冠町)▽戦績 通算282戦23勝▽総獲得賞金 3814万円▽主な勝ち鞍 岩鷲賞(岩手重賞)▽馬名の由来 冠名+絵画の一派