注目の良血馬が今週デビューを迎える。30日(日)の新潟芝1800メートル新馬戦にチェスティーノ(牡、鹿戸)がスタンバイしている。
父は今をときめくエフフォーリアで、半姉は24年のオークスと秋華賞を勝ったチェルヴィニア。くしくも新潟記念に出走する姉と同じ日、同じ競馬場に登場する。クリストフ・ルメール騎手(47)が手綱を取る。
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夏の新潟開催最終日にチェスティーノがベールを脱ぐ。一番の良さを鹿戸師は「血統」と笑顔で答えた。2冠牝馬チェルヴィニアが出走する新潟記念の前に、競走馬としてスタートを切る。新潟芝1800メートルは半姉がデビュー2戦目で2歳未勝利を勝ち上がった舞台だ。
4月にゲート試験合格後、放牧に出されたチェスティーノ。師は「体をしっかりさせるため」と成長を促した。今月8日に美浦に帰厩し、1週前追い切りはウッドでの3頭併せ。5ハロン68秒5-11秒6(強め)を計時して僚馬2頭に併入した。「走り方がきれいだし(ウッドよりも)芝の方がいいと思う」と評価。先週金曜にはゲートから出して実戦に備えている。
馬体重は470キロ前後で、父は鹿戸師が管理したG13勝エフフォーリア。23年2月の京都記念で心房細動のため競走を中止し、その2日後に電撃引退して種牡馬入りした。今年が初年度産駒となり、すでに9勝の大活躍。「急に種馬になったので、どれぐらいの人気になるのか分からなかったけど、子どもたちがみんな頑張ってくれているのはうれしいね」と喜ぶ。
チェスティーノはジーフォーリア(札幌の新馬戦4着)に続き、厩舎ではデビュー2頭目のエフフォーリア産駒。トレーナーは「エフフォーリア産駒以外でも勝たなきゃいけない」と気を引き締めながらも、思い入れのある父の子どもが勝てば「厩舎としてもうれしいですね」と言った。フローラSを勝った母チェッキーノ、チェルヴィニアの背中を知るルメール騎手が鞍上。期待は自然と高まる。【久野朗】
◆エフフォーリア 現役時代は新馬戦から無傷の4連勝で21年皐月賞を制覇。ダービー2着惜敗後は天皇賞・秋、有馬記念を連勝してG13勝。同年の年度代表馬、最優秀3歳牡馬に選出された。通算成績は11戦6勝。種牡馬としては仕上がりが早く、今年6月7日の東京新馬戦でジョドレルバンクの産駒JRA初勝利を皮切りに25日現在で9勝。現2歳世代の勝利数はシスキンと並びトップタイ。のべ47頭が出走して【9・10・7・21】の勝率19・1%、連対率40・4%の高い数字を残している。