「君と出会えて本当に良かった」「これからもずっと」引退の皐月賞3着馬に調教師が感謝の言葉

23年共同通信杯を制したファントムシーフ

西村真幸調教師(50)が厩舎の公式インスタグラムを更新し、26日に現役引退(競走馬登録抹消)が発表されたファントムシーフ(牡6)に感謝の言葉をつづった。

ファントムシーフは2歳時に新馬戦、野路菊Sを連勝し、ホープフルSで4着。3歳初戦の共同通信杯を制し、クラシックを完走した(皐月賞3着、ダービー8着、菊花賞9着)。長期間に及んだ屈腱炎との戦いがあり、復帰戦となった中京記念がラストランとなった。今後は生まれ故郷の谷川牧場で種牡馬となる予定。

西村師は「私たちを夢の舞台へ連れて行ってくれたことを、今でも鮮明に覚えています。ファントムシーフと過ごした時間の中で、私自身も、厩舎のスタッフも、本当にたくさんのことを学ばせてもらいました。嬉しいこともありました。悔しいことも、苦しいことも、悲しいこともありました。それでも、その一つひとつすべてが、ファントムシーフと一緒に過ごした大切な時間です。長い休養を乗り越え、もう一度競馬場へ戻ってきてくれたこと。それだけで、私たちにとっては大きな奇跡でした」と振り返った。

中京記念で引退することに「正直、悔しいです。もっと走る姿を見たかった。もう一度、ファントムシーフと一緒に喜びたかった。でも今は、ファントムシーフが無事に競走生活を終えられたことにホッとしています」と正直な心境を打ち明けている。

オーナー、ファン、厩舎スタッフ、牧場関係者など携わった人への感謝を記し、今後、ファントムシーフが種牡馬になることを紹介。最後にファントムシーフに向け、感謝の言葉を重ね、「ファントムシーフ、君と出会えて本当に良かった。ありがとう。そして、これからもずっと応援しています」と熱い思いをつづっている。