素敵な写真が届いた-。穏やかなビーチで水浴びしている馬の名前はステキシンスケクン(牡23)。日本ではその消息が不明となっていたが、06年のアーリントンC、京成杯AHを制した重賞ウイナーは今、イタリアのリゾート地、サルディーニャ島にいるそうだ。
米国生まれのダンジグ産駒で05年に森秀行厩舎からデビュー。「ステキ、しんすけ君」という個性的な馬名と快速で31戦4勝の成績を残した。09年8月の札幌記念16着を最後にアイルランドの児玉敬厩舎へ移籍したが、気性が難しく、現地では出走できないまま、欧州で種牡馬入りした。需要が少なく、廃用になりかけたものの、関係者が尽力した結果、綺麗な産駒が多いことを聞いたサルディーニャ島の大富豪が引き取り、乗用馬用の種牡馬になったという。写真とともに「馬生はどこで幸せにあたるかわかりません。幸せな余生です。素晴らしい馬文化の根付いた土地で、シンスケは幸せに暮らしていますとお伝えください」という言葉が添えられている。【木南友輔】