「うれし泣きしたのは後にも先にもあのレースだけ」引退発表ミックファイアの渡辺和雄師が語る

NARグランプリ2023、3歳最優秀牡馬ミックファイアの渡辺和雄調教師(2024年2月22日撮影)

TCK特別区競馬組合(大井競馬場)は3日、所属する23年の南関東3冠馬ミックファイア(牡6、渡辺和)が現役を引退することを発表した。引退後はレックススタッドで種牡馬になる予定。

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管理した渡辺和雄調教師は「ミックファイアとの一番の思い出は、三冠目のジャパンダートダービー(JDD)ですね。そこまでに数々の苦労がありましたが、JDDは今までと違うレースで、道中は何度も『今日はダメだな』と思ってしまいました。その感触をはねのけて勝ってくれて、うれし泣きしたのは後にも先にもあのJDDだけです。大勢のファンの方が大井での勝利を祝福してくれた光景も、ずっと覚えています。そうした思い出もあって『種牡馬になってほしいな』とずっと思っていた馬が、生まれ故郷の静内、それもレックススタッドさんという素晴らしいところで種牡馬入りできて、とてもうれしく思っています。古馬になって勝ちに恵まれなかったのは心残りですが、『ミックファイア産駒で古馬重賞を勝つ』という夢の続きをもらえたような気がします。寂しさはありますが、笑顔で送り出したいです」とコメントした。