「一生やっても味わえない、見られない景色を見せてくれた」3冠馬ミックファイア引退で師が感謝

2番手から4コーナーで先頭に立ち羽田盃を制したミックファイアと御神本訓史騎手(2023年5月10日撮影)

23年に南関東3冠を制したミックファイア(牡6、大井・渡辺和)の引退が決まった。3日に大井競馬が発表した。今後はレックススタッドで種牡馬となる。

22年9月の2歳新馬でデビュー。翌年の羽田盃、東京ダービー(ともに当時はS1)、さらにはジャパンダートダービー(Jpn1)も制し、続くダービーグランプリ(M1)まで無敗7連勝を達成した。今年7月22日のサンタアニタトロフィー(12着)が現役最後のレースとなった。

渡辺和雄師は「サマーセールでオーナーと北海道に行っている時に、レックススタッドさんから最終的なOKをいただいて、来年から種牡馬になることが決まりました。本当にあっという間で、3冠を取ったのが3年前というのが信じられない。一生やっていても味わえない感じというか、見られない景色を見せてくれました」と愛馬に感謝。「古馬になってから勝たせてあげられなかったことは心残りですが、夢の続きをもらえたので、その無念を子どもたちが晴らしてくれれば」と産駒の活躍に期待した。

なお、10月7日(水)の最終レース発走後に引退セレモニーが実施される予定となっている。【渡辺嘉朗】