<戸塚記念>◇9日=川崎◇S1◇ダート2100メートル◇3歳◇出走14頭◇1着賞金3000万円
フランス語で「黄金のクリーム」が川崎の夜に輝いた。後方待機から大外を上昇した8番人気クレームドールが一気に他馬を突き放した。善戦続きだった馬が単勝27・8倍のオッズで、2着マロンソレイユに4馬身差の圧勝劇。伝統の重賞を見るために多くのファンが駆けつけたスタンドがどよめいた。
東京湾カップは2着。前走黒潮盃も7着。末脚一手の馬が2100メートルへの距離延長で真価を発揮した。勝ちタイムは2分18秒4(不良馬場)。町田直騎手から急きょの乗り替わりだった張田昂騎手は「急きょ乗せていただくことになって、テン乗りだし、うれしくて、驚きを隠せないです。町田騎手と林先生のアドバイスにしたがって乗りました。『上がり重視で。フワッと』と。前に目標とする馬もいて、それをめがけていました。(最後の直線は)あまり余裕なくて、目いっぱい追いました。距離は長くなればなるほど味が出ると思いました。天気の悪い中、(競馬場に)たくさん来ていただいてありがとうございます」と話し、ファンの声援に応えていた。