フランスの競馬日刊紙「パリチュルフ」電子版は11日、「ファーブル厩舎のいない凱旋門賞?」というタイトルの記事を掲載した。
凱旋門賞で史上最多8勝を挙げている名伯楽、アンドレ・ファーブル(80)だが、「凱旋門賞まで1カ月を切った時点で出走する可能性のある馬がいない」と記事は報じている。
今年のファーブル厩舎は春の時点で凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)に8頭を登録。最も有力な候補はサンクルー大賞2着のクアリフィカー、過去2年連続で好走しているソジーだが、前者は引退してしまい、後者は休養に入っているという。その他の馬は不振で、日曜(13日)のプランスドランジュ賞(G3、芝2000メートル、パリロンシャン)に出走するニトイ(牡4)が最後の望みとみられている。
同紙の記事によると、ファーブル師の調教師キャリアで凱旋門賞に出走馬なしだったのは、過去に02年、21年の2回のみ。ただ、今年はギヨームドルナノ賞覇者バルード(牡3)の追加登録など、「奇跡が起きない限り、2026年の凱旋門賞はファーブル厩舎の出走なしで行われることになるだろう」と、記事は伝えている。