「間違っている」「ひどい騎乗だ」愛チャンピオンS大金星も鞍上が斜行で11日間の騎乗停止処分

シェーン・フォーリー騎手(2020年1月撮影)

12日に行われたG1アイリッシュチャンピオンSでホタツェルを勝利に導いたシェーン・フォーリー騎手(38)について、IHRB(アイルランド競馬統括機関)は11日間の騎乗停止処分を科すことを発表した。

8頭立ての最低人気(単勝51倍)で大金星を挙げたホタツェルだが、最後の直線で先頭に立ったところで斜行し、ランボーン(8着)、アボーイネームドスージー(5着)、ホークマウンテン(7着)の進路を妨害。フォーリー騎手はすぐに修正したと主張したものの、レース映像の確認と各騎手の証言から検討した結果、フォーリー騎手の今シーズンの違反歴や長時間かつ継続的だったことを考慮し、11日間の騎乗停止処分が決まった。

地元アイルランドの「アイリッシュサン」電子版はSNSのファンの声として、「あのレースで十分な賞金を稼いでいるのだから、11日間の停止なんて痛くもかゆくもないだろう。間違っているよ」「アボーイネームドスージーがすごい脚を使って勝ちそうだった。着順は覆されるべきだった」というフォーリー騎手を批判するコメントを紹介。

また、レーシングポスト電子版によると、アボーイネームドスージーを管理するドナカ・オブライエン師(騎手時代はサクソンウォリアーなどに騎乗。エイダンの次男)は「正直なところ、ダスティ(シェーン・フォーリーの愛称)の騎乗はひどいものだったと思う。もし、見習い騎手がそんなことをしたら、こっぴどく叱られるだろうね。でも、まあ、それが競馬というものだし、彼自身も分かっているはずだ」「(騎乗していた)オイシン(マーフィー)は勝てると思っていたし、その時点では勝ち馬よりも手応えが良いと感じていたようです」とコメント。レース後、不利を受けたアボーイネームドスージーにケガがなかったことを安堵しつつ、「大一番の当日に最高の状態で臨み、勝機のある状態でレースに出走するというのは、本当に難しいことです。それだけに、悔しい思いもあります」と複雑な心境を明かしている。