JRAは15日、現役最高齢のジョッキー、柴田善臣騎手(60)が現役引退することを発表した。18日付で騎手免許を取り消し、引退式は11月1日に東京競馬場で行われる予定。引退後はJRAのアドバイザーに就任する。
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柴田善騎手のおじで、騎手としてダービーを勝った元調教師の柴田政人氏(78)は「けがをしながら、よくここまで頑張ってくれたなと思う。ご苦労さま」とねぎらいの言葉を掛けた。
かわいいおいっ子だったが、同じ騎手の後輩として厳しく指導してきた。「騎手になってから(師匠の)中野(隆良)先生と一緒に厳しく接して、厳しい言葉で伝えたこともある。『おじさんに怒られたよ』と言っていた。でも、人間的に大きくなってほしかったし、体を大切にしてほしかったから」とその理由を語り、「印象に残っているのはオフサイドトラップで勝った(98年の)天皇賞・秋。うれしいと思って見ていた」と成長した善臣騎手の姿を心中では喜んでいたことを明かした。
政人氏自身は45歳のときに落馬で大きなけがを負い、46歳で調教師に転身した。60歳まで騎手として現役を続けたおいに敬意を表し、「僕が調教師として管理した馬で19勝していると聞き、お世話になりました。本当にご苦労さまでした」と温かい言葉を贈った。【久野朗】