アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が管理馬の近況を語り、フランスの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)に出走する可能性がある3頭について言及した。
「アイリッシュチャンピオン・ウイークエンド」のオブライエン厩舎は不振に終わり、厩舎内で軽度の感染症が見られることを明かしていたオブライエン師。凱旋門賞に向けて、あらためて出走候補の3頭について語った。
ニエル賞で5着に終わった愛ダービー馬ベンヴェヌートチェッリーニ(牡3)については、「(ニエル賞は)ペースメーカーを他の馬が追わなかったために戦術的なレース展開となってしまい、彼には不利だったと感じている」と不完全燃焼の敗戦だったことを強調した。キングジョージ6世&クイーンエリザベスSで3着に好走した実力馬。「帰国後、数日間は少し咳をしていましたが、咳は治まりつつあります。内視鏡検査の結果は良好で、馬場状態が良ければ凱旋門賞の頃には問題なく出走できるでしょうし、もし馬場状態が悪ければアメリカ(BCターフ)へ遠征します」と語っている。
昨年の凱旋門賞2着馬ミニーホーク(牝4)は今年の始動戦、G2ムールズブリッジSを勝ったものの、その後は4連敗。ただ、オブライエン師は「ミニーホークは恐らく凱旋門賞に出走するでしょう。咳が出ることがなければ、凱旋門賞の週末には今年最高の状態になるでしょう」と期待を寄せている。
また、前走ジャンロマネ賞で2着に敗れ、デビューからの連勝が6で止まったダイヤモンドネックレス(牝3)についても「絶好調です。凱旋門賞かオペラ賞のどちらかを選べますが、状態は良好です」と体調面を伝え、「ドーヴィル(ジャンロマネ賞)では少し出走間隔を詰めすぎたかもしれません。相手を軽視しすぎていた可能性もあります。勝つと思っていましたが、馬場状態が悪かったため、少し疲れてしまったようです。本来はもっと良い走りができるはずです」と反撃を予告している。