JRAの関東定例記者会見が28日、都内のJRA本部で行われた。
東京競馬記者クラブから「ここ数年の若手騎手のトラブルが続いていることに対して、JRAとしてどう受け止めているのか。今後の再発防止策、競馬学校での教育方針などを改善するなどの考えは」との質問が出た。
審判担当の松窪理事 最近、複数発生した事案に関しましては大変残念なことと思っております。また引き受けていただいております調教師にもご苦労をおかけしていると認識しています。本会としましては若手騎手の指導は古くから行っているところではございますが、今後さらに引き受け調教師とも連携をしながら進めてまいりたいと考えております。具体的には免許初年度の新人騎手に対しては個別の面談を増やしたり、また5年目までの騎手を対象に実施をしております若手騎手研修というものがあるのですが、こういった機会などを通じまして過去に発生した実際の事案に触れながら法令やコンプライアンスの重要性、事案発生時の社会的な影響といったものを、これまで以上に厳しく指導していきたいと考えております。競馬学校の騎手課程生徒に対しては騎手になるために必要な倫理観や公正確保の担い手であるプロ意識、こういったものを形成できるよう、例えば騎手としての心構えに関する先輩騎手らからの講話や、過去事例を題材としたケーススタディーなどを積極的に採り入れたり、さらには本会のアドバイザーとしてご就任をいただく柴田善臣元騎手のアドバイスなどもいただくことも考えております。【久野朗】