JRA通算1123勝を挙げて今年3月に定年を迎えた国枝栄元調教師(71)が、再びヘルパー(臨時補充員)として美浦トレセンで勤務する。3日、テレビ東京の「ウイニング競馬」にゲスト出演して、自ら明らかにした。
今後について問われると「体を持て余しているので、またヘルパーとして。14日から奥村武厩舎で。ウチにいた弟子に弟子入りします」と淡々と話した。奥村武師は調教助手時代、国枝厩舎に所属。今回は恩師を受け入れる形になる。
国枝元調教師は定年して間もない4月に、小島茂之厩舎のヘルパー厩務員に異例の転身をした。関西への遠征も行い、夏の北海道では担当馬と一緒に滞在した期間があった。8月22日の札幌1R(2歳未勝利、ダート1700メートル)では担当馬トゥザファイナル(牡、小島)が勝利。鞍上は調教師時代にアーモンドアイの主戦ルメール騎手だった。その後は8月末で小島厩舎での勤務を終えていた。
この日のテレビ出演終了後には取材に応じ「2週間前くらいに電話があってね。スタッフにけが人が出たみたいだからヘルパーで、という話で。暇か? って言われたから暇だよってね(笑い)。弟子の弟子になるってのも面白いよね。まあ、みんなの迷惑にならないように頑張りますよ」と語った。