BCクラシックへ決断「正直驚いた」ドバイWC覇者か、2冠馬か、オルティス騎手が選んだのは…

フォーエバーヤング(左)とマグニチュード(C)Dubai Racing Club

究極の選択は…。今年のBCクラシック(G1、ダート2000メートル、31日=キーンランド)に出走を予定している有力馬2頭の主戦を務めるホセ・オルティス騎手(32)が、今年のケンタッキーダービー、ベルモントSを制している2冠馬ゴールデンテンポ(牡3、C・ドゥヴォー)に騎乗することを選択した。ドバイワールドC、スティーブンフォスターSを制したマグニチュード(牡4、S・アスムッセン)にはフラビアン・プラ騎手が騎乗することが決まった。「デイリーレーシングフォーム」電子版が6日、伝えた。

同紙によると、6日朝、マグニチュードを管理するスティーブ・アスムッセン調教師が、マグニチュードにプラ騎手が騎乗することを発表。プラ騎手は22年にフライトライン、24年にシエラレオーネでBCクラシックを制しており、アスムッセン師は騎乗が決まったことを喜ぶ一方で、オルティス騎手がマグニチュードとのコンビを解消した決断について、「正直、驚きました」とコメントしている。プラ騎手は11日(日曜)にマグニチュードの調教に騎乗予定だという。

記事はオルティス騎手の代理人を務めるスティーブ・ラッシング氏の言葉を紹介。ラッシング氏は「どちらを選んでも正当な理由はあります。彼はどちらの馬でも主要レースを勝っています。どちらが正解でどちらが間違いというものではないでしょう。そうした選択ができる立場にあること自体が素晴らしいことです」と語っている。記事は騎乗馬を決める要因の一つとして、マグニチュードがBCクラシックをラストランにする可能性が高いことに対し、ゴールデンテンポが来年も現役を続行する予定であると伝えている。

ゴールデンテンポはケンタッキーダービー、ベルモントSの2冠を制したが、前走のトラヴァーズSは末脚不発で3着に敗れた。一方、マグニチュードはドバイでフォーエバーヤング相手に金星を挙げ、帰国初戦のスティーブンフォスターSも快勝したが、前走のホイットニーSはハナを奪えず、6着に大敗している。

今年のBCクラシックは連覇を狙う日本馬、フォーエバーヤング(牡5、矢作)が断然の主役。ホイットニーSで復活した昨年の2冠馬ソヴリンティ、今年の2冠馬ゴールデンテンポ、反撃を期すマグニチュードがそのライバルとみられている。