<秋華賞:1週前追い切り>
大本命に死角なし-。牝馬3冠最終戦・秋華賞(G1、芝2000メートル、18日=京都)の1週前追い切りが7日、東西トレセンで行われた。4戦無敗でローズSを圧勝し“怪物”の呼び声高いモンローウォーク(上村)が栗東Cウッドでの3頭併せで最先着を果たした。
軽やかな脚取りが目を引いた。僚馬2頭を追走し、上村師を背に6ハロン81秒9-11秒2(馬なり)を計時。抜け出す際の加速は圧巻だった。上村師は「軽快だったね。特段変わったところなく、好調をキープ。精神面もカイ食いも気になるところはない」と冷静に状態を評価した。
素質は計り知れない。2歳8月の新潟新馬戦を快勝後、骨折が判明。その後に転厩を挟み、今夏の函館で復帰。4連勝は全て馬なりノーステッキだ。指揮官は「春のクラシックには出られなかったけど、その分馬が成長してくれた。オーナーと相談して、秋華賞を逆算してローテを組んできた。能力は間違いないから」と最後の1冠に照準を合わせてきた。
春のクラシックを制した2頭が不在。初G1でも堂々の主役として臨む。「舞台に不安はないし、普通に走れば結果はついてくる。まずは無事にレースへ持っていくだけ」。秋の淀でスポットライトを浴びる準備を進める。【深田雄智】