今年4月に種付け中止の大種牡馬カーリンが来年も現役続行を発表「細心の注意を払って管理を」

ヒルンデイルファームのX

米国の大種牡馬カーリン(牡22、父スマートストライク)が来年も種牡馬として現役を続行することがヒルンデイルファーム(米国・ケンタッキー州)から発表された。デイリーレーシングフォーム電子版が伝えている。

同馬は今年4月、胃潰瘍や発熱などの体調不良があり、検査の結果、精液の運動率、生存精子数が基準値を下回っていることが判明したため、種付けシーズンの残り期間の交配を中止することが発表されていた。

ヒルンデイルファームのジョン・シクラ氏は「私たちはカーリンに対し、近年の種牡馬の中で最も影響力があり傑出した存在としてふさわしい敬意を払い、細心の注意を払って管理を行っています。今後も試験的な種付けを行い、(来年の)シーズン前に種付け頭数を決定する予定です。この秋、2頭の牝馬で受胎を確認できたことは非常に心強く、彼が種牡馬活動に復帰できるという大きな期待を抱かせてくれます」とコメントしている。今年の種付け料は22万5000ドル(約3600万円)だったが、来年は「プライベート(非公開)」となっている。

カーリンは07、08年に米年度代表馬に輝いた名馬。種牡馬としても多くの活躍馬を出し、今年は産駒のゴールデンテンポがケンタッキーダービー、ベルモントSを制した。日本では後継種牡馬パレスマリスからジャンタルマンタルが登場している。