「素晴らしい旅路」24年の凱旋門賞2着馬アヴァンチュールが現役引退、繁殖入り/有力馬情報

アヴァンチュール(2024年撮影)(C)scoopdyga

24年の凱旋門賞2着馬で、昨年のヴェルメイユ賞、今年8月のジャンルイロマネ賞を制したアヴァンチュール(牝5、C・フェルラン)が現役を引退し、繁殖入りすることが決まった。管理するクリストフ・フェルラン厩舎の公式インスタグラムで13日、発表された。

アヴァンチュールはヴェルテメール兄弟の自家生産馬でシーザスターズ産駒。一昨年の凱旋門賞はブルーストッキングの2着に好走。昨年は前哨戦のG1ヴェルメイユ賞を制し、日本国内では1番人気となったが、本番の凱旋門賞では11着に敗れた。5歳になった今年も現役を続行し、8月にドーヴィルで行われたG1ジャンルイロマネ賞では当時6戦無敗、G1・4連勝中だったダイヤモンドネックレス(次走凱旋門賞3着)を破った。今年は凱旋門賞には出走せず、当日の牝馬限定G1オペラ賞5着がラストランとなった。

厩舎の公式インスタグラムは「アヴァンチュールとともに歩んだ、なんと素晴らしい旅路だったことでしょう」と書き出し、「私たちは彼女と一緒に歓声を上げ、叫び、そして、何よりも数え切れないほどの興奮を味わいました。馬主様、騎手、調教助手、レースの現場や毎朝の厩舎作業を支えてくれたすべてのスタッフの協力があったからこそ、私たちは大きな夢を見ることができたのです。厩舎にはやがて新しい世代の馬たちがやってきて、馬房の扉には新しい名前が掲げられることでしょう。しかし、一つだけ確かなことがあります。それは、アヴァンチュールの名前がこれからも長く、私たちの厩舎で語り継がれていくということです。私たちを信頼してくださったヴェルテメール兄弟に感謝申し上げます。そして、アヴァンチュール、数々の素晴らしい時間を本当にありがとう」とつづっている。