香港の世界最強馬カーインライジングに試練の「不良馬場」か?今週は「トータル99ミリの降雨」

カーインライジング(2026年2月撮影)(C)The Hong Kong Jockey Club

世界最強馬に試練だ-。香港の最強スプリンター、カーインライジング(セン6、D・ヘイズ)が連覇に挑むジ・エベレスト(G1、芝1200メートル、17日)を翌日に控え、舞台となるロイヤルランドウィック競馬場(シドニー)の馬場状態は「ヘビー8(不良馬場)」と発表された。

オーストラリアの馬場状態は10段階で発表され、数字が大きいほど、重い馬場になる。カーインライジングのヘイズ師は枠順が決まった後のインタビューで「馬場が不良馬場になったら、本当に心配です。やや重だったら、彼は間違いなくこなせるし、重めの馬場にも対応できるという自信がかなりある。ただ、不良馬場だと本当に分からないんだ。オーストラリアと香港の『ヘビー』(不良)は違うので」と語っている。

シドニーは天気が変わりやすく、今週火曜は66ミリの降雨があり、馬場が「グッド4(良馬場)」から「ヘビー8(不良)」に悪化。その後、「ソフト7(重馬場)」に回復していたが、木曜に再び約22ミリの降雨があったため、金曜の発表で「ヘビー8」に悪化した。オーストラリアターフクラブの公式Xは「今週はトータルで99ミリの降雨がありました」と伝えている。

昨年7番枠から勝利を挙げたカーインライジングは今年、12頭立て11番枠からスタート。ヘイズ師、パートン騎手ともに枠順への不安は皆無だが、馬場状態の悪化を懸念するコメントを発し続けてきた。現在世界ランクで堂々の1位、21連勝中のカーインライジングは今年も勝てるのか。香港ジョッキークラブの公式ホームページは「シドニーの天候がカーインライジングのジ・エベレスト連覇の行方を左右する」という記事を掲載している。