オーストラリアのジーロング競馬場(ヴィクトリア州)で21日、G3ジーロングカップ(芝2400メートル)が行われ、英国からの移籍初戦だったポイントオブロー(牡4、C・マー)が制した。
同馬は7月にニューマーケット競馬場(英国)のG3バーレーントロフィーSを勝利。当時はJ&T・ゴスデン厩舎に所属し、馬主はチャールズ国王とカミラ王妃だった。血統は父がフランケル、母がポートフォリオ。母のポートフォリオは亡くなったエリザベス女王が自身の所有する繁殖牝馬ディプロマを日本に送り、ディープインパクトと交配させたことで誕生している(現役時はエリザベス女王が所有)。
ジーロングCはメルボルンC(G1、芝3200メートル、11月3日=フレミントン)の優先出走権が与えられるトライアル競走。このレース結果を受け、大手ブックメーカー各社はポイントオブローのメルボルンCの単勝前売りオッズを7・0~8・0倍の1番人気に浮上させている。また、ジーロングCを勝利したため、ペナルティとして、ポイントオブローのメルボルンCのハンデは51キロから53キロになることがレーシング・ヴィクトリアから発表された。
今年のメルボルンCは日本からスティンガーグラスが参戦し、JRAが海外馬券発売を行うことを発表。英国王の元所有馬で、母の父がディープインパクトというプロフィルを持つポイントオブローの存在も注目を集めそうだ。