レーシング・ヴィクトリア(オーストラリア)は31日、メルボルンC(G1、芝3200メートル、11月3日=フレミントン)に出走予定だったアイルランドのディファイアントリー(セン4、J・オブライエン)が獣医検査不合格のため、出走除外となったことを発表した。地元紙「ジ・エイジ」は「メルボルンCでまたもや衝撃の除外」と伝えている。
ディファイアントリーはフランスで行われたG2ケルゴルレイ賞を5馬身半差で圧勝。今年から同レースに付与されたメルボルンCの優先出走権を獲得していた。現地入り後、29日の初回検査で歩様の変化が見られ、31日の最終再検査で「出走に適さない」と判断されたため、裁決委員が獣医の助言に基づき除外を命じた。
過去にメルボルンCを2勝している「オーストラリアンブラッドストック」の所有馬で、有力馬だったディファイアントリーの除外。ジョセフ・オブライエン厩舎の遠征計画を担当するケビン・ブレイク氏は現地メディア「レーシングコム」のインタビューに応じ、「言うまでもなく、チーム全体がとても失望しています。オーナーグループも非常に失望しています。先日、後肢に少しの痛みが見られました。私たちのチームは、この2日間で大きく改善したと感じていましたし、乗り運動を休んでいません。獣医チームには仕事があります。ルール上、彼らは『今日走る馬』として評価し、判断を下さなければなりませんでした。彼らは判断を下しました。全てのスキャンを通過してきた馬にとってはかなり厳しい結果ですが、ルールはルールです。そういうものです。馬は今も素晴らしい状態です」と受け止めている。ディファイアントリーはメルボルンCを除外になったものの、1週間後のクイーンズエリザベスS(G3、芝2600メートル、11月7日=フレミントン)に登録予定としている。