どうなる?米最優秀スプリンター「日本馬がタイトル獲得の最有力候補に躍り出た可能性ある」米紙

BCスプリントをテーオーエルビスが制す(C)Shamela Hanley/Eclipse Sportswire/Breeders Cup

タイトルはどうなる?-。日本馬テーオーエルビス(牡4、高柳大)が豪快な差し切りでBCスプリント制覇を果たした。地元の最強3歳馬イングリッシュマンとの一騎打ちを制し、5月のG1チャーチルダウンズSに続き、米国のG1を連勝。北米の年度表彰「エクリプス賞」の最優秀スプリンター(牡馬)部門の最有力候補になった。

米国の競馬メディア「ブラッドホース」電子版は「BCスプリントを迎えるにあたり、最優秀短距離牡馬に贈られるエクリプス賞は、直近のG1競走を連勝していたイングリッシュマンが手中に収めるものとみられていた。しかし、イングリッシュマンが2着に敗れたことで、この日本馬がタイトル獲得の最有力候補に躍り出た(ドライバーズシートに座った)可能性がある」と伝えている。

テーオーエルビスの2着に敗れたイングリッシュマン陣営も望みを捨てておらず、レース後、鞍上のホセ・オルティス騎手は「勝った馬は非常に素晴らしい馬だと分かっていましたし、見事なパフォーマンスでした。どちらの馬も素晴らしい走りを見せたと思います。言い訳の余地はありません。勝った馬も本当に素晴らしい馬です」とレースを振り返り、勝ち馬をたたえた上で、「とても誇りに思います。この結果が、彼(イングリッシュマン)の今シーズンの締めくくりとして、エクリプス賞(年度表彰)の受賞につながることを期待しています」とコメントしている。

過去10年のエクリプス賞の最優秀スプリンター(牡馬)部門を見ると、BCスプリントを勝った馬が8度タイトルを受賞。受賞しなかった2頭は21年アロハウエスト(ジャッキーズウォリアーが受賞)、昨年ベントルナート(ブックンダンノが受賞)の2頭。受賞しなかった2頭はいずれも同年の重賞勝利がBCスプリントのみだった。テーオーエルビスは好メンバー相手に5月のチャーチルダウンズSを制しており、米国内でG1を2勝。順当にいけば、エクリプス賞獲得の可能性は高い。