<平和賞>◇4日=船橋◇S2◇ダート1600メートル◇2歳◇出走11頭◇1着賞金1800万円◇1着馬に全日本2歳優駿の優先出走権
3番人気の浦和ルースアグレッシブ(牡)が9馬身差の逃走劇を演じ、2走前の若武者賞以来となる重賞2勝目を飾った。時計は1分42秒5(重)。平和賞は笹川翼騎手(32)が23年カプセル以来2勝目、小久保智調教師(55)は15年アンサンブルライフ、21年ライアン以来の3勝目となった。
行く気を見せたライバルもいた中、その外から1角までにハナを取り切った。初の船橋でも自分のリズムを刻み、勝負どころの手応えも後続より上。直線に入って鞍上が気合いをつけると、その差を広げてワンサイドの勝利となった。「この子は本当に気を抜けないので、最後までしっかり追わせていただきました」と笹川騎手。まだメンタルが幼いというパートナーだが込める期待は大きい。この日はブリンカーを着用。小久保師は「普段がおとなしすぎる。真新しいものがあると反応するような。効果がちょっとはあったと思う」。しっかり結果を出した大器が次のステップへ進む。【渡辺嘉朗】
■ルースアグレッシブ ▽父 チャルラタン▽母 ワイルドエンプレス(エンパイアメーカー)▽牡2▽馬主 山口裕介▽調教師 小久保智(浦和)▽生産国 米国▽戦績 6戦4勝▽総獲得賞金 3770万円▽主な勝ち鞍 26年若武者賞(S3)▽馬名の由来 ポーカーの攻撃的なプレイスタイル
●勝負服
<ニュースタンダード=2着>望月騎手 そこまで切れるような脚ではないのかなと思ったので、向正面に入ったぐらいから長めに前を追いかける競馬をしました。勝ち馬に勝つとなると、もうちょっと成長が必要かなと思います。
<トゥルーターゲット=3着>本田正騎手 砂をかぶっても意外と我慢してくれて問題なかった。まだ体も精神的にも幼い。距離はいくら延びても大丈夫。
<シフトチェンジ=4着>吉原騎手 キックバックを嫌がりすぎたり、ゴール板の影で飛んだり、初めに集中しきれなくてリズムが崩れた。それからはこの馬なりの脚は使ってくれたけど、最後ばててしまった。
<ブレイブプラウド=5着>張田騎手 背中の感じはいいけど、落ち着きすぎていて、気が前に向いていない。今日は脚を余している。距離はもっと長いところが合っていそう。