<アユFISHING>
夏の風物詩・アユの友釣りが早期解禁となった1日、和歌山・有田川二川ダム下流の粟生地区に釣行。早朝から町営住宅裏に入川。午前中は水温が低く反応が鈍かったため、群れアユを泳がせ釣りで攻めて数をのばした。水温が上昇してきた午後には早瀬で縄張りを持った野アユが目印を飛ばす追いも見られ、午後3時半までに12~16・8センチを56匹釣り上げた。真夏に向け今後が楽しみだ。
午前6時過ぎ、粟生地区の町営住宅裏に入川した。
このポイントはふちから二股に分かれており、どちらもサオが出せ、早瀬、岩盤と大石のトロ場と変化に富んだポイントが続く。5月とはいえ早朝は冷え込むが、解禁を待ちわびたアユ釣り師がすでにサオを出している。
まずは左岸の早瀬を攻めてみる。仕掛けをセットしオトリを送りだすが、水は冷たく感じ少し心配。石裏のヨレで泳がせるものの反応がない。大きめの石を止めながら探っていくと、20分ほどしてようやくクルクルと2匹のアユがもつれた。慎重に引き抜きタモに収まったのはきれいな15センチ。
さらに2匹を追加するが、後が続かない。やはり水温が低く、追いが弱いと判断。日差しが届きだすのを待ちながら川を見て回る。
同8時半過ぎ、右岸のトロ場に群れアユが確認できる。これは掛かりそうだ。さっそく下流から上流へ向け静かにオトリを泳がせる。スーッと群れの中に入った瞬間、ギラッと光り目印が走る。掛かりアユを群れから離し引き抜いた。16・8センチの良いサイズだ。
ここから入れ掛かりモードに突入。オトリを群れアユの中になじませ、少し持ち上げ誘いを入れると面白いようにハリ掛かりし8連発。警戒心が出始めると、アユの動きに合わせ立ち位置を移動。出来るだけサオ影を水面に落とさないよう心掛ける。午後1時過ぎまでに12~16・8センチを51匹と順調に数を伸ばした。
遅めの昼食をとり、同2時ごろ、水温が上昇し一番高い時間帯になったので、朝のポイントに戻りサオを出す。石の頭にオトリを入れ止め、尾ビレを振らすとガツン、ギュィ~ンと目印が走る。最盛期を思わせるアタリにテンションが上がる。タモに収まったのは14センチの追い星がくっきりと出た海産アユだった。その後も早瀬の大きめの石周りを探り4匹を追加。同3時過ぎ、計56匹を釣り上げ川をあとにした。【日刊FPC・下田成人】
【問い合わせ】有田川漁協【電話】0737・52・4863。早期年券1万4040円、日券3240円。5月20日から年券1万800円。
【交通】阪和自動車道の有田ICを有田・金屋方面へ出て信号を左折。県道22号、国道424号、同480号を経由し、清水方面へ。岩倉発電所を過ぎて少し走ると町営住宅裏。