静岡・南伊豆 2・67キロ頭に4匹タイ漁だ

エサ取りタイ策ビンゴ!?佐々木さんは4匹のタイ漁でニッコリ! 

<大魔神ファイト一釣!!>

 大魔神はやっぱりタイ魔神!? 日刊スポーツ評論家の佐々木主浩さんが忙しい合間を縫って、南伊豆・手石(静岡)の「米丸(よねまる)」から出漁してマダイにアタックした。前半はエサ取りの猛襲に悩まされながらタイ策を練りつつ、後半はヒットを連発! 最終的に2・67キロの良型を含む計4匹のタイ漁だ。実は、この釣戦には今は亡き師匠にタイする思い入れがあった-。

 入った釣り場は石廊崎沖で、佐々木さんは例によって、自らラッキーポジションとする右舷のミヨシ(船首)でサオを出した。肥田定佳船長(50)の指示ダナは40~50メートルラインで、それより5~8メートル下まで落とし込み、コマセを振りだしつつタナに合わせ、置きザオでアタリを待つ-。

 ところが、このコマセにウマヅラやフグなどエサ取りが群がり、たちまち付けエサ(オキアミ)がなくなる。付けエサがなければマダイも食いつかず、おまけに潮温は19度台あるのに流れがなく、どうシオもない展開に…。大魔神「こんなとき、師匠だったら、どうタイ応する…」とポツリ。

 師匠とは、今年2月に亡くなった日刊釣りペン・クラブの加藤雄二さん(享年60)で、これまでの釣戦では常に同行し、アドバイスを受けていた。で、ひらめいたのが、コマセを振りださなければエサ取りも寄らないだろう-の<コマセワーク>だ。

 最初は、指示ダナで止める<タナ止め釣法>を試みたところ、サオ先にクン…すかさず合わせるとギュンギュンッ! 700グラムのマダイが躍り上がった。次に打ったタイ策は、指示ダナより10メートル下まで落とし込み、コマセは振りださずにタナに合わせて誘うパターンで、これもビンゴ! 何と2・67キロを頭に1キロ超を3連発のミラクルヒットに「釣れないときこそ釣り方を工夫しろ、という師匠の教えがハマったのがうれしい」と“ハマの大魔神”もタイ変な喜びよう-。

 この日は、加藤さんのおい貴則さん(32=東京都大田区)が右舷トモ(船尾)にいて、こちらも2・8キロを含め計4匹のタイ漁。加えて、肥田船長の息子で助手として乗り込んだ功己さん(24)と高橋葵さん(22=千葉県船橋市)もマダイに加え、10センチ余りのデカいカイワリを釣り上げて大はしゃぎ! 

 師匠にささげるタイ漁を果たしたタイ魔神「次は別のステージでダイ奮闘しタイ」と宣言。さて、そのターゲットは? お楽しみに-。   【長瀬川忠信】

 ▼船 日刊スポーツ新聞社指定「米丸」【電話】0558・65・1060。マダイの乗合は予約制で午前5時集合が目安。付けエサ&コマセと氷付き1万4000円。希望でアカムツやキンメダイも出漁中。詳細は要確認。HP<http://www.yonemaru.net/>

 ▼交通 車利用が便利。東名・厚木インターから小田原厚木道路で真鶴道路と熱海海岸道路を経由して下田に入り、国道136号を下賀茂方面へ進み、弓ケ浜温泉口を右折して道なりに走り、南伊豆漁協裏に「米丸」の船着き場がある。