和歌山・紀の川市 33~42・3センチ、納得の36匹

15尺サオを使った両グルテンの底釣りで筆者が釣った良型の新ベラ

<ヘラ FISHING>

 季節の変わり目でヘラブナ釣りには難しい時期だが、年に1度の新ベラ放流の時期でもある。ピカピカで食欲旺盛なヘラは、アタリは勢い良く、引きも強く、魚体は美しい。10日、和歌山・紀の川市の「釣り堀センター菊水」に釣行した。旧ベラが寄り、釣りづらい状況だったが、最後には新ベラが連続ヒット。午前10時から午後4時まで釣り33~42・3センチを36匹という納得の釣果だった。

 午前9時に釣り場に到着。10月に尺上(30センチ以上)、7日には45~53センチの超大型約700匹を放流したと聞き、3日前に放流したばかりの大型はすぐには釣れないかもしれないが、尺上の新ベラ、あわよくば45センチを期待し、事務所側の1号桟橋奥寄り内向きに入った。新ベラ狙いということで15尺の両グルテンの底釣り。水深は約3・6メートル。小指の爪ほどにエサ付けし、仕掛けを振り込んだ。

 最初はジャミが上がってきたが、5投ほどで静かな、フワフワとヘラらしい動きになり、返してチクッの理想的なアタリでサオが曲がる。右へ左へ元気の良い新ベラ特有の引き。色白でピカピカ、34センチの美形だ。

 その後も新ベラが釣れ、余裕を見せているとカラツンやスレが増える。エサの大きさ、付け方を変えてもカラツンばかり。しかも釣れても旧ベラ。釣るうちに新ベラもまじるかと思ったが、やがて新ベラどころか旧ベラも釣れなくなった。

 エサが持っていないことや、混雑していない当日の状況ではエサの打ち過ぎはヘラが寄り過ぎて釣りにくくなってしまう。

 エサを持たせるためにハリをサイズアップ。早くタナに入れるためにウキをボディ10センチから12センチに変更した。エサも水を少なくし硬めにして持つようにし、しっかりと着底してからの確実なアタリに絞る。

 すると、ウキがなじみ、フワフワした動きが落ちついてからのチクっとしっかり一節入るアタリでヒット。37センチの新ベラだ。ペースは遅いものの確実に釣れだし、ヒットパターンを見つけることが出来た。

 終了間際には34センチ級の新ベラが連続ヒット。最後の最後には、合わせた瞬間沖に走り、サオの胴から曲がる強い引き。ズンズンと首を振る動きがサオから伝わる。姿を見せたのは42・3センチのこの日最大の1匹。超大型は出なかったがきれいな新ベラと出来過ぎな展開に満足した釣行となった。【日刊FPC・土屋直人】

 【今後の見通し】45センチ以上、平均2キロの超大型が7日に700、11日に300匹の計約2トン放流された。数日間は釣れていなかったが、12日ごろから釣れ出した。14日には1人で47センチを含む45センチ超を3匹、40センチ級多数と爆釣。水深は最深部(事務所側堰堤)で4・4メートル。奥に行くほど浅い。

 【問い合わせ】釣り堀センター菊水【電話】090・5249・7812。釣り料金は1日2000円、午前11時からの半日は1200円。女性・中学生以下は1000円。営業は午前7時~午後4時。年中無休。毎月第3日曜日に池主催の長寸大会も行われる(参加者多数のため要予約)。また、20人以上の釣り人がいれば、長寸上位3位までに景品がもらえる。ほかにも、月間長寸賞や42センチ以上のヘラブナを釣るとはちみつがもらえるなどの企画あり。

 【交通】阪和自動車道の和歌山北ICを出て、和歌山バイパス(国道24号)を東へ。那賀高校前の信号を左折し、県道131号を北上。同7号を越え、右手に和歌山県植物公園緑花センターが見えたら右折し池へ。