<永浜いりあのバスだ!愉快だ!全員集合!!>
さてさて、今年もブラックバスの季節がやってきたよぉー! フィッシングナビゲーター永浜いりあが、バスの世界に入って4年目。「石の上にも…」の時期も過ぎたので、結果を意識してロッドを握らないとね。まずは、山梨・精進湖「湖畔荘」からスタートしまーす。日刊スポーツ・フィッシング・サーキット予選が5地区であるけど、10月の決勝は精進湖なんだよ。そこんとこ、ヨ・ロ・ピ・ク。
うえーん! 結果からいうと、釣れませんでした。いろいろ、やったのよ。でも、撃沈。富士山はきれいだったのになぁ~。
実釣日は4月27日。東京は朝方雨で、さぞや精進湖も雨かなぁと思ったら、標高が900メートルで高すぎて、雨雲の上だったみたい。雨に降られることはありませんでした。富士山は頭だけ見えていて、その大きさに感動しちゃいました。釣りもいいけどさ、この富士山が見たいから精進湖に来ちゃうのよね。
今回のパートナーは、昨年の精進湖王者、松浦一人さん。2年ぶりにご一緒させていただきました。
松浦さん また、いりあちゃんと釣りができて、本当にうれしいなぁ。22日にプラクティス(試釣)に来たんだけど、釣れない。けっこう悩んでますよ、バスもボクも。
何でも、松浦さんの大好きな浅場はまだまだみたい。湖畔荘のすぐ前のワンド(湾状になったエリア)はカケアガリになっていて、そこは釣れた人もいたみたいね。
松浦さん まだ、水温が低い。暖かい日が出てきて、表面だけなら水温は上昇したりする。けど、ここの標高が邪魔する。夜になると冷え込むから結局、水温の上昇にはならない。これからなら、暖かな日の昼すぎなどは狙い目かも。
なるほどなぁ~。浅場に行こうとしている深場から脱出したいバス、ってことなのかも。この日は、その「深場→浅場」の周辺をシンキングミノー(潜るタイプの魚形のハードルアー)やノーシンカーのシャッド(オモリをつけない魚形のソフトルアー)を投げて、ゆ~っくり巻いて誘ってみたけど、アタリもない。
私、試されてるな、精進湖に。でもね、岸際にはカラスがぴょんぴょんしてたのよ。カラスは、岸際に寄ってくるワカサギを狙ってるの。つまり、浅い場所にワカサギが集まれば、バスだって底から浮いて、岸に寄ってくる。
松浦さん いいところに気がついた。ゴールデンウイークのどこかで、浅場はドカンとくるんじゃないかなぁ。確実に浅場にバスは寄ってくる。もう間もなくですよ。
今回は、バスがどこら辺にいるか、その視察です。みなさーん、精進湖の浅場、もう準備はできてます。もうちょっと待っててネ。
▼ルール バス3匹以内の合計重量審査。1日につき3匹までの重量を測定する。ダービー期間内で何度も挑戦できるが、1匹ずつの入れ替えはしない。ダービーの場合、参加者は初回に1000円を支払い、参加賞として「日刊スポーツ」ロゴ入りギョサンを渡される。上位3人が決勝進出。
▼宿 精進湖「湖畔荘」【電話】0555・87・2003。バスの出舟は午前5時。ボート料金は2500円から。朝定食700円などランチも食堂で食べられますよ。
◆ブラックバス予選日程
ダービーは精進湖、河口湖、一発予選は亀山湖、相模湖、新利根川。
▼今月8日(月)~6月11日(日) 精進湖「湖畔荘」
▼今月28日(日) 亀山湖「ボートハウス松下」
▼6月15日(木)~7月17日(月・祝) 河口湖「ハワイ」
▼7月30日(日) 新利根川「松屋」
※決勝は10月14日(土)に精進湖「湖畔荘」で