<永浜いりあのバスだ!愉快だ!全員集合!!>
痛恨、3連続ボウズ…。フィッシングナビゲーター永浜いりあが挑むブラックバス釣りに暗雲がたちこめている。今年のバス取材で、4月27日の精進湖、5月16日亀山湖に続いて、6月13日相模湖でも釣果ゼロとなってしまった。ただ、釣れないからこそ、釣り方も見えてきた。
もう、ホント、言い訳とかできません。いりあのバス3連戦、精進湖、亀山湖、相模湖とすべてノーフィッシュ。とんでもなく落ち込んでます。立ち直れない(涙)グス。
ただ、いりあもただじゃ転びません。今回のセンセイも、相模湖を熟知しているバスマン浅見克美さん(42)です。そして、タコボウズ記者の取材艇を操舵(そうだ)してくれたのは、ピチピチの24歳「オガショ」こと緒方翔悟クン。
前回はオガショがクチ開けだったんだけど、今回もやってくれました。グッドサイズ3匹。すべてエンジン「フォールクローラー 5インチ」を使ったワッキーリグ。詳しいことは、あとでね。
いりあね、最初の幻想にやられちゃったの。それこそ第1投、フロッグ(カエルに似せた湖面に浮かぶソフトルアー)を何の気なしに泳がせていたら…ばふぉぉぉぉぉぉ、って大きなバスが食らいついてきたの。慌てて合わせたら、バレちゃった。悔しー。岸際、枝が湖面に掛かっている場所ですね。以後、このような際しか狙わなかった。ここが落とし穴でした。
オガショが釣った3回、全部ね、枝もからんでいなくて、何もない場所。水深は2~3メートルのカケアガリで、ルアーを沈ませて、着底と同時にヒット…こんな傾向ですね。浅見さんも同じ方法で2匹、しかも、そのうちの1匹は46センチででっぷりクン。うらやましー。
浅見さん 初夏から11月まで相模湖での隠れたヒットパターンなんです。ルアーに仕込むシンカー(オモリ)はスーと落ち込む2グラムぐらいがいい。1・8グラムだとバスにニセモノであることを見切られてしまう。
なるほど。どうしても際とか木陰の下に目がいっちゃうのね。広い視野が必要なのね。「こんなところ、絶対釣れない」ということはないです。
みなさん、セオリーはやぶるために存在するんです。相模湖予選、6月18日、みなさーん、頑張ってねぇ~!
▼予選 6月18日午前5時受け付け開始。同6時競技開始。午後1時帰着・検量。3匹までの合計重量。上位3人が決勝進出。予選参加費は1000円、「日刊スポーツ」ロゴの入ったギョサンが参加賞。予選上位者3人が10月14日(土)のバス決勝・精進湖「湖畔荘」に進出。残る予選会は7月30日(日)の新利根川「松屋」。
▼宿・問い合わせ 相模湖「柴田」【電話】070・3660・6363。